新型コロナ治療薬 レムデシビルってなに?
新型コロナウイルスが流行っている現在
このウイルスにきく治療薬として「レムデシビル」という治療薬が注目されています。
【この記事は以下の人におすすめです】
・レムデシビルってなに?
・レムデシビルの効果は?
・レムデシビルの副作用は?
レムデシビルとは
アメリカに本社がある製薬会社ギリアド・サイエンシズ社が開発したエボラ出血熱の治療薬。
コロナウイルスを含む一本鎖RNAウイルスに抗ウイルス活性を示すことが明らかになっており、新型コロナウイルス(COVID -19)の治療薬として最も有望視されている。
レムデシビルの効果とは?
現在日本を含む各国が参加する国際的な臨床試験が行われており、製薬会社によると国内でもおよそ90人に投与されることになっています。
このうち、アメリカの臨床試験では、結果の一部を分析したところ投与された患者がそうではない患者に比べて回復にかかる期間が4日短いこと等が確認されたということです。
海外では肺炎を起こして人工呼吸器が必要になるなど、重症の患者に使うことで、ウイルスの増殖を抑える効果が確認されている。
つまり
重症化している人のウイルスの増殖を抑えることができる!!
レムデシビルの副作用は?
気になる副作用ですが、かなりの確率で腎臓に機能障害がでるようです。。
また、肝臓の炎症や細胞損傷、低血圧、吐き気、発汗、悪寒が起こるようです。
実は、レムデシビルはもともとエボラ出血熱の治療用に開発されたが、有効性が証明できず、どの病気にも承認されていないようです。
まとめ
「レムデシビルを新型コロナの治療に使う利点は、潜在的なリスクに勝ると考える」とアメリカの研究機関は発表している。
緊急事態とはいえしっかり証明をとらないことには副作用による患者の増加が考えられる。